2011年03月06日

浅田真央 Mao ASADA 2010 NHK杯 FS (CBC)



FPl:8, Points:133.40

Pl:8, TSS:85.45, TES:32.23, PCS:56.22, SS:7.46, TR:6.86, PE:6.64, CH:7.21, IN:6.96, Deduction:3.00, StN.:#5/12

ISU Grand Prix of Figure Skating 2010/2011 NHK Trophy


実況: Brenda Irving
解説: Kurt Browning, Tracy Wilson

ブレンダ:世界選手権を2度優勝した浅田真央選手です。カート、トレイシー、彼女はここ母国で困難に直面しています。ショートプログラムを終え8位に着け、1位に10ポイントの差を付けられています。ショートプログラムはとても重い感じがしましたが、フリーではより軽く柔らかで、より彼女に合ったプログラムを見ることが出来ると思います。

トレイシー:ショートプログラムはロシアの振付け、タチアナ・タラソワさんの残したものです。重く劇的なスタイルです。このプログラムは再びローリー・ニコルさんの振付けによるものです。「愛の夢(Liebesträume)」を滑ります。より柔らかで落ち着きのある、真央に合った叙情的なスタイルです。冒頭からそうなんですが、カート、私はこの相性の良さが好きです。美しい滑りですよね。

カート:(?)クラシックが思い出されますよね。彼女の衣装でさえも美しく、美しいドレスです。もちろん、ジャンプを成功させなくては意味がありません。
そして、全くその気配もありませんでした。大きなパンクです。予定されていたアクセルジャンプには回転すらありませんでした。

トレイシー:トリプルアクセルの予定でした。彼女の代名詞とも言われるジャンプです。
ローリーが彼女の振付けに取り戻したものは、プログラムの冒頭から、まず第一に明らかに音楽性、その叙情性、彼女の流れを活かす円形の動きです。
今の3回転フリップは転倒だけではなく、回転数も足りなかった様に見えました。

カート:もちろん今、彼女の頭には「どうなっているの?」と言う思いがあるでしょうね。私たち全員が思っている様にね。もしあなたが選手なら想像に難くないことではないでしょうか。母国で世界選手権が予定され、そこでの優勝を目指す中、冒頭から二つのミスを犯してしまったんです。彼女にとってそれは問題でしょう。心地よいものではありません。

ブレンダ:そして次の3回転ジャンプは、昨年、試合では一度も跳ぶことの無かったジャンプです。
3回転が再び1回転になってしまいました。

カート:挫折です。

ブレンダ:彼女が練習拠点とコーチを変え、多くの人々が、昨シーズンよりもより安定した彼女の結果を期待していました。

トレイシー:しかし、私達が覚えておかなければならないことは、彼女が今のコーチに師事してから、まだ5、6週間しか経っていないと言うことです。

ブレンダ:はい。

トレイシー:新しいコーチとは9月に会ったばかりです。それ以来、彼女は技術的なことを再構築することに取り組んでいます。それは時間のかかる作業なんです。彼女がそれに取り組み続ける限り、今シーズンの終わりまでには、とても良い結果に繋がるのではないかと思います。

カート:ここは思案のしどころですね。彼女は3回転にするでしょうか。それとも2回転にするでしょうか。
もしくは1回転か...
残念です。

しかし、「希望に満ちた」と言う言葉がピッタリではないでしょうか。衣装や振付け、そして音楽は見事な選択です。

ブレンダ:この選手は、日本人ファンに愛されています。そして多くの素晴らしい女子選手達がこの国から輩出されています。しかし、なにか特別なものが真央にはあります。たとえ他の日本人のライバルたちが彼女に勝利したとしても、観客達は真央に声援を送り続けます。

カート:私達はここに座り、彼女のスケートを目にし、「この様な演技は今日限りのものか、これからも続くのか」と自身に問いかけます。しかし、私は依然として、もし3分間良い演技が出来なくても、取り返すことが出来ると考えます。時として世界選手権チャンピオンでもそうすることはできませんが...

トレイシー:何と言う美しいフットワーク・シークエンスの姿勢でしょうか。身体をひねり、回転させます。ゴージャスなエッジ・ワークです。

Oh, 良かったですね。プログラムの最後に成功させました。彼女の「昔からの友達」、3回転ループが彼女を支えました。



ブレンダ:彼女は5度、全日本選手権を制し、2度、世界選手権を制しました。今シーズン、彼女はどの様な成績を収めるのでしょうか。浅田真央選手が、ショートもロング・プログラムも全く異なる演技を見せてくれると確信しています。

カート:私も同じ様な経験をしたことがあるんです。私も同じ様な経験をし、母国で世界選手権のタイトルを手にしたんですが、この様な演技をし、それは再評価の機会を与えてくれました。それはその日が悪かったのか、それともこれからも続くのか、それは自身が選んだことなのか、その答えは彼女自身にしか出すことが出来ません。

トレイシー:真央の様な素晴らしい選手のこの様な演技を見ることは、とても辛いですね。しかし、時として上達するためには、前進する前に数歩さがる必要があります。私は競技者として、深く彼女に感嘆します。彼女は自らこの様な困難な道を選びました。何故なら、昨年の彼女は振付けを男性的なもの(?)にし、トリプルアクセルを跳ぶことに専念した結果、彼女は「One trick pony (一芸しか出来ない人)」になってしまいました。しかし、彼女の素晴らしい実力を本当の意味で伸ばすためには、今、彼女が行っていることを続けるべきだと思いますし、私は彼女の成功を願っています。

ブレンダ:彼女の自己最高総合得点は205点ですが、それを70点下回る得点になり、彼女は現在2位に着けました。

カート:辛い日になってしまいました。
(意訳、誤訳ご容赦ください)


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posted by Tabby at 00:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 浅田真央, Mao ASADA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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